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ドローンに係る航空法


公開日: 2018/01/16
カテゴリ: 法律

 

国土交通省が定義する「無人航空機」に該当するドローンを飛行させる場合、飛行ルールを遵守しなければなりません。この飛行ルールには、

 

1.地方航空局長の許可が必要な空域

2.地方航空局長の承認が必要な飛行方法

 

が示されています。

 

それに加えて、

 

3.安全な飛行のためのガイドライン

 

も示されています。

 

航空法に定めるルールに違反した場合は、50万円以下の罰金が科せられます。

 

以下に、それぞれ詳しく説明します。

 

1.地方航空局長の許可が必要な空域

 

以下の(A)〜(C)の空域を飛行させる場合には、(私有地であっても)あらかじめ地方航空局長の許可を受ける必要があります。

 

 (A) 空港等の周辺(侵入表面等)の上空の空域

 (B) 150m以上の高さの空域

 (C) 人口集中地区の空域※

 

(A)〜(C)以外の空域(屋内も含む)では、飛行許可は必要ありません。

 

 

飛行可能空域は以下のサイトから確認できます。

・国土地理院 地理院地図(http://maps.gsi.go.jp/#8/35.561926/140.337103/&base=std&ls=std%7Cdid2015%7Ckokuarea&blend=0&disp=111&lcd=kokuarea&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=l

・DJI フライトマップ(https://www.dji.com/jp/flysafe/no-fly

・ドローン専用飛行支援地図サービス SORAPASS(https://www.sorapass.com/map/

 

2.地方航空局長の承認が必要な飛行方法

 

以下の、[1]〜[6]のルールによらず飛行させる場合には、あらかじめ地方航空局長の承認を受ける必要があります。

 

 [1] 日中(日出から日没まで)に飛行させること

 [2] 目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること

 [3] 人(第三者)又は物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m以上の距離を保って飛行させること

 [4] 祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの上空で飛行させないこと

 [5] 爆発物など危険物を輸送しないこと

 [6] 無人航空機から物を投下しないこと

 

3.安全な飛行のためのガイドライン

 

国土交通省航空局が発行している「無人航空機(ドローン、ラジコン機等)の安全な飛行のためのガイドライン」には、

 

 1. 航空法における無人航空機とは

 2. 無人航空機の飛行ルールに関する航空法の規定

 3. 注意事項

 

が記載されています。飛行ルールに関することがほぼ全て網羅されていますので、少なくとも一度は目を通しておいた方がよい資料です。

 

http://www.mlit.go.jp/common/001202589.pdf

 

このガイドラインの注意事項には、アルコールを摂取した状態では飛行させないことや、河川・公園などでの飛行は、許可申請が必要か、飛行が禁止されていないか事前確認が必要など、有益な情報が含まれています。

 

注意:航空法の許可・承認を得ていれば十分という訳ではありません。道路上空では道路交通法の制限を受けますし、私有地上空では民法の制限を受けます。また、各地方公共団体の条例による制限も考慮しなければなりません。

 

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